転作作物の経営的評価のための経営分析モデルの構築

• 課題番号: 2001000246
• 研究機関名: 独立行政法人農業技術研究機構
• 研究分担: 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター 経営計画部 耕種経営研究室
• 研究期間: 新規2001～2001
• 年度: 2001
• 摘要: 関東地域でみられる家族労働2.5人、２haの所有水田規模の農家に、雇用労働力、借地、作業受託を導入して、水稲、麦、大豆を最も有利に生産できる経営規模を検討した。雇用労働を１日あたり２人確保できれば、水田借地25ha（水田合計27ha）、畑地借地12ha、水稲受託作業８haを上限の経営規模として、水稲19ha、大麦９ha、小麦12ha、大豆21haの作付けで2,100万円の所得となる。もし、雇用がなければ同じ借地面積でも1300万円の所得にとどまるので、水田・畑作経営の大規模化には雇用労働の確保が重要になることが明らかである。
• カテゴリ: 経営管理 水田 水稲 大規模化 大豆 輪作体系