課題名 | 土着天敵によるアブラムシ類防除を導入したバレイショ害虫の総合防除技術の開発 |
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課題番号 | 2001000327 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 北海道農業研究センター 生産環境部 虫害研究室 |
研究期間 | 新規2001~2001 |
年度 | 2001 |
摘要 | ばれいしょ圃場において殺虫剤アセフェート散布区ではリサージェンス(誘導多発生)によってワタアブラムシが多発し、散布回数が多いほどその程度は顕著であった。一方、無散布区ではアブラムシの多発は起こらず、低密度で推移した。また、ウイルス病や、ヨトウガ、オオニジュウヤホシテントウ等の害虫の発生もほとんどなかった。完全防除区、無散布区、ワタアブラムシのリサージェンス区(約350頭/複葉)間で、収穫したイモの「株当たり個数」、「株当たり収量」、「1個当たり重量」および「デンプン価」に差がないことから、ばれいしょに対しては殺虫剤無散布であっても通常は害虫が多発せず、収量・デンプン価にも悪影響はないことが判断できる。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 寒地 管理技術 総合防除技術 土着天敵 ばれいしょ 防除 わた |