課題名 | 寒冷地放牧草地の動態解明及び新牧草種の評価 |
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課題番号 | 2001000372 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 東北農業研究センター 畜産草地部 放牧管理研究室 農業技術研究機構 東北農業研究センター 畜産草地部 上席研究官 |
研究期間 | 新規2001~2001 |
年度 | 2001 |
摘要 | i)シバ型野草地は放牧の中断によりクマイザサが優占し、消滅していくが、年1回の刈払いでクマイサザサを矮小化して地表面を明るくし、シバ地構成種群が維持されることを明らかにした。ii)牛の排糞により放牧草地内の環境が多様化し、各草種の種子繁殖や侵入が促進され、その結果、種の多様性が増加した。iii)森林伐採跡地が家畜の放牧で草地化する過程を、牛と山羊の採食性の違い等から明らかにした。iv)シバムギは放牧草地ではケンタッキーブルーグラスや白クローバと共存し、安定した植生を維持する。中程度の栄養価の草種で、成熟に伴う飼料品質の低下が少ないため放牧地では出穂茎の採食性がよい。繁殖牛を主対象とした牧養力は一日1ヘクタールあたり3頭の牛を飼うことが可能なことを明らかにした。 |
カテゴリ | さやいんげん 繁殖性改善 山羊 |