土壌環境の好適化と根圏環境の制御による高品位作物生産技術の開発

• 課題番号: 2001000391
• 研究機関名: 独立行政法人農業技術研究機構
• 研究分担: 農業技術研究機構 東北農業研究センター 地域基盤研究部 土壌環境制御研究室
• 研究期間: 新規2001～2001
• 年度: 2001
• 摘要: i)夏の雨よけホウレンソウ用ハウスの降雨感知機と寒締めホウレンソウ用ハウスの自動開閉装置の有効性が認められ、地中冷却でホウレンソウの有害成分である硝酸の低減が認められた。ii)大豆の生育が土壌の有機物含量に依存することを認め、栽培条件を変えることで大豆の生育ムラを解消できると考えられた。また、子実のタンパク質含量は品種と土壌によって変動することを認めた。iii)土壌中のダイオキシンを大豆は地上部にほとんど蓄積しないことを認めた。iv)カドミウムの汚染土壌を調査したところ、汚染強度や土性等によって分画定量法による抽出割合が異なることを見出した。
• カテゴリ: 環境制御 管理技術 栽培条件 大豆 土壌環境 品種 ほうれんそう