課題名 | 温暖地西部における土壌管理に基づいた小麦子実蛋白質含量の制御 |
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課題番号 | 2001000437 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 近畿中国四国農業研究センター 地域基盤研究部 土壌水質研究室 |
研究期間 | 新規2001~2001 |
年度 | 2001 |
摘要 | i)小麦3品種において出穂後10日目の追肥窒素の吸収により小麦蛋白質含量が増加した。この増加はグルテンを構成するグルテニンとグリアジンの生成に伴っており、低分子蛋白質画分への特異的な蓄積は見られなかった。ii)同様の結果が15Nで標識した緩効性肥料を施用した時にも認められた。iii)以上の結果から、出穂後の窒素施用により成分組成の変化を伴わずに子実蛋白質含量を上げることができることが判明した。また、緩効性肥料の利用による蛋白質含量の増加と、全量基肥による追肥省力化の可能性も示された。 |
カテゴリ | 肥料 管理技術 小麦 省力化 中山間地域 土壌管理技術 品種 |