高温ストレスに起因するスイカ種子の発芽障害回避法の開発及び高温ストレス応答タンパク質の解析

課題名 高温ストレスに起因するスイカ種子の発芽障害回避法の開発及び高温ストレス応答タンパク質の解析
課題番号 2001000574
研究機関名 独立行政法人農業技術研究機構
研究分担 農業技術研究機構 野菜茶業研究所 機能解析部 環境ストレス研究室
研究期間 新規2001~2001
年度 2001
摘要 i)TTC(トリフェニル・テトラゾリウム・クロライド)でキュウリ催芽種子の根部を染色することにより、高温による根の障害程度を視覚化できた。さらに、35~40℃、2時間以上の前処理を行うと、幼根に壊死を引き起こす高温(45℃2時間)に対する耐性が獲得され、高温に対する順化が起こることを明らかにし、35S-メチオニンによる解析を行うための高温処理の実験系を構築した。また、順化したキュウリ根部から調製したタンパク質画分にシャペロン活性があることを確認した。今後、この蛋白質の精製に取り組む。ii)スイカ種子の乾熱処理による発芽障害を回避するには、真空ポンプを用いた予備的乾燥処理が有効であり、本処理は圃場におけるスイカの生育収量等に悪影響を及ぼさないことを明らかにした。
カテゴリ 乾燥 きゅうり すいか

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