森林火災の発生機構と防火帯機能の解明

課題名 森林火災の発生機構と防火帯機能の解明
課題番号 2002003137
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 森林総合研究所 気象害・防災林研究室長
研究期間 継続2001~2005
年度 2002
摘要 当年度の試験研究方法:試験地内で林床可燃物を採取し、限界含水率や燃焼熱量等の燃焼特性の指標を実験により求める。また林内可燃物の含水率の季節変化を測定する。当年度の研究成果:19種の落葉の限界含水率を明らかにした。また、各樹種の 燃焼熱量についても平行して解析を進めた。森林現場での生葉の含水率の測定は従来不可能であったが、今年度関西支所で購入したオーストラリアWILTRONICS社製携帯型含水率計(ME2000:THE FINE FUEL MOISTURE METER )で初めて採取直後の生葉の含水率の現場での測定が可能になった。関西地域に自生する常緑広葉樹13種、落葉広葉樹26種、草本植物(ササを含む)3種 の生葉を採取し、含水率を調べた。その結果、アオハダ、リョウブ、タカノツメなどの含水率が高いことがわかった。この調査は、今後さらに測定植物数を 増加してデータの充実を図ることにする。従来の防火帯の防火機 能の維持管理上必要であった下刈り作業の効率的な効果について行った調査では、林床植生の刈り払い時期を9月中に行うと翌年の植生の成長抑制と冬期の林床可燃物になりうる可燃性植物の植生高を低く維持できることがわかった。結果の意義:生葉含水率データの収集は将来的には各植物の葉の含水率を把握し、このデータを加えた総合的な森林の火災危険度評価手法の確立に向けて取り組むベースとした。
カテゴリ 病害虫 栽培技術 豚 防除 予察技術

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