| 課題名 |
きのこ新育種技術の開発 |
| 課題番号 |
2002003196 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
|
| 研究分担 |
森林総合研究所 T長(きのこ遺伝子)
|
| 研究期間 |
継続2001~2005 |
| 年度 |
2002 |
| 摘要 |
シイタケゲノムの多型解析に適するDNAプライマーの開発の一環として、市販シイタケ品種の判別に適するSTS(Sequence Tagged Site)プライマーを作成した。また、シイタケの連鎖地図作成について、マップ化指標の増加を図るとともに、連鎖群を絞り込み、より蓋然性の高い連鎖群の構築に取り組んだ。市販シイタケ品種のDNAタイピングで得られたRAPD指標のDNA塩基配列の決定を行い、その結果を基に36種類24組のSTSプライマーを設計し合成した。シイタケ連鎖地図の作製では、6機能遺伝子(matingA、matingB、rDNA、priA、priB、mfbA)および86のRAPDマーカー遺伝子を連鎖地図上にマッピングし、15連鎖群とすることができた。合成したSTSプライマーは、DNA判別法を用いて、社会的問題となっているシイタケ品種の育成者権の侵害や中国産シイタケを日本産として販売する等の産地詐称の調査、並びに、きのこの育成者権を認めない国からのシイタケ輸入の水際での監視を行う上で不可欠であり、確実な品種判別用プライマーとして役立つ。また、安価な輸入シイタケに押されて厳しい状態にある我が国のきのこ産業が、活力を取り戻すためには、特徴ある新しい品種を早急に市場に導入することが重要である。新品種開発で、連鎖地図並びに遺伝地図に則った育種は、きのこでは次世代の育種法として期待されている。本地図は、昨年と比べると、連鎖解析も進み、さらに、遺伝地図としても作製が進んだため、品種開発でより役立つものとなった。これらは、輸入キノコが不正にわが国のキノコ市場を撹乱することの防止に役立つものであり、既に応用されている。
|
| カテゴリ |
育種
しいたけ
新品種
品種
品種開発
|