| 課題名 |
機能性付与のための木炭の評価技術の開発 |
| 課題番号 |
2002003197 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
|
| 研究分担 |
森林総合研究所 樹木化学研究領域長
|
| 研究期間 |
完了2001~2002 |
| 年度 |
2002 |
| 摘要 |
木炭の調湿機能の検討のため木炭を混入させた床下の温湿度の変動パターンにあわせて木炭中の水分変動の解析、実大布基礎モデル試験での木炭の調湿機能の経年変化の計測を行い、超臨界流体を使用して、木炭に吸着された有害物質を効率よく無害化する方法の確立を目指した。木炭は木材パーティクルとほぼ同等の量的な調湿能力をもつこと、また吸放湿速度に対応する、湿度変動ピークと吸放湿ピークの位相差が1時間近く木材に比べて小さいことを明らかにした。木炭を敷設することによって床下の湿度が相対的に低下することを実証した。環境中に存在する有害物質であるビスフェノールAを吸着した木炭を超臨界水処理することによって、ビスフェノールAをほぼ完全に単環化合物にまで分解でき、無毒化できることを科学的に証明した。木炭の調湿機能のメカニズム解明により、家屋の調湿剤として木炭の有用性を明らかにすることができ、木炭の需要喚起に繋げることができた。環境ホルモンとみられているビスフェノールAを吸着した木炭の新しい無害化処理法を確立、有害物質を吸着した木炭の再生を可能にした。これらの成果は、山村で生産する木炭の需要拡大に直接つながる。
|
| カテゴリ |
機能性
需要拡大
評価法
|