| 課題名 | 亜寒帯水域における主要水産資源の生物特性の変動把握及び資源評価手法の開発 |
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| 課題番号 | 2002003246 |
| 研究機関名 |
水産総合研究センター |
| 研究分担 |
水産総合研究センター 北海道区水産研究所 亜寒帯漁業資源部 資源評価研究室 水産総合研究センター 北海道区水産研究所 亜寒帯漁業資源部 浮魚・頭足類生態研究室 水産総合研究センター 北海道区水産研究所 亜寒帯漁業資源部 底魚生態研究室 |
| 研究期間 | 継続2001~2005 |
| 年度 | 2002 |
| 摘要 | スケトウダラ太平洋系群の現存量調査において、適正な調査定線間隔の設定について検討した結果、現状の8カイリ定線間隔を縮小すると推定精度が向上することが明らかとなった。スケトウダラ若齢魚の年齢別現存量推定の迅速化について検討した結果、船上での耳石の簡易年齢査定により、調査終了後約10日間で、年齢別現存量の推定が可能となった。若齢魚(1、2歳)の現存量推定値と、VPAによる年級群豊度との間に、有意な回帰関係が得られたが、その妥当性は今後の検討課題となった。太平洋側に来遊するスルメイカについて、九州南西海域における幼生採集試験、黒潮親潮移行域における幼体採集試験を実施し、各発生段階別の分布量の推定を行った。大型表層トロールネットを用いた幼体採集試験では、計量魚群探知機を併用することにより採集効率の推定を試みた。幼体採集用小型表層トロールネットの運用試験を実施し、表層だけではなく中・底層の曳網を可能となるように改良した。深度モニターシステムおよび魚群探知機の併用により、目的水深帯へのネットの誘導と曳網が可能となった。道東太平洋に分布するスケトウダラ稚魚の孵化日推定を行ったところ、孵化時期は年によって大きく変化すること、予備的な初期成長解析の結果からは、早生まれより遅生まれの方が速く成長することが示唆された。北海道太平洋海域のスケトウダラ成魚の成長・成熟と餌生物について解析し、1980年代から1990年代に成長が良くなっていることを明らかにした。これに対応して、1980年代から1990年代になると主要餌生物がオキアミ類から橈脚類に変化していることが観察され、餌生物環境の変化が、幼魚期の成長に影響し、成長が変化したと思われた。ベーリング海でも同様に1990年代に成長を含めて複数の特性に変化がみえており、環境のシフトが資源の生物特性に大きく影響を与えていることが示された。系群判別、魚種判別に向けての遺伝学的解析手法の高度化と複数種への適用を行った。日本系サケについて、オホーツク海調査を再開するとともに、ベーリング海におけるトロール網による幼魚調査を開始し、この標本をもとにさけ・ます資源管理センターと共同で系群識別分析を実施中である。これまでの調査結果から、日本系サケ幼魚は春季に我が国の河川に放流されたあと、夏~秋季にオホーツク海、冬季に北西太平洋に分布し、未成魚・成魚は冬季に北東太平洋、夏季にベーリング海に分布する。また、成魚は秋季にベーリング海からほぼ直線的に我が国沿岸に回帰回遊することが推定された。遊泳エネルギーコストのアルゴリズムを組み込んだサケの回遊モデルについて、数値計算のためのプログラムを作成した。23年間分の月平均表面水温と風応力データ(1度X1度格子間隔)を収集するとともに、これらのデータと海面高度データをモデルに適合するグリッドデータへ加工した。また、モデルのタイムステップ(10分)に合うようにデータの内挿を行った。 |
| カテゴリ | 加工 コスト タイム |