課題名 |
重粘土転換畑における大豆安定生産のための栽培管理技術の開発 |
課題番号 |
2002002237 |
研究機関名 |
農業技術研究機構
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研究分担 |
農業技術研究機構 中央農業総合研究センター 北陸水田利用部 総合研究第2チーム
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研究期間 |
新規2002~2002 |
年度 |
2002 |
摘要 |
重粘土転換畑の大豆作において、生育初期の湿害回避が可能な耕うん同時畝立て播種作業機を開発した。耕うんと畝立て同時作業が可能となるようにロータリの耕うん軸と爪配列を改良した結果、一行程で幅75cmの畝(高さ20cm)を2列、または幅150cmの畝(高さ20cm)1列を作ることができ、改良前の作業機で耕うんのみを行った場合に比べて、最大約50%少ない所用動力で作業ができた。本畝立て法では、畝立てをしない慣行法に比べて栽培期間中の地下水位を低く、土壌中酸素濃度を高く維持できるため、生育前半の乾物重の増加(10~70%)と増収(7~15%)を実現できた。また、キャベツ栽培では畝立て播種作業機とクローラ運搬車搭載薬剤散布機を用いて作業時間を短縮するとともに、圃場の浅い位置に排水用パイプを設置して排水性を向上させた結果、収量が増加した。
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カテゴリ |
大麦
キャベツ
栽培技術
湿害
水田
大豆
排水性
播種
薬剤
輪作
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