作物と土壌微生物との相互作用を活用した栽培管理技術の開発

課題名 作物と土壌微生物との相互作用を活用した栽培管理技術の開発
課題番号 2002002253
研究機関名 農業技術研究機構
研究分担 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター 耕地環境部 作付体系研究室
研究期間 新規2002~2002
年度 2002
摘要 i)不耕起栽培ではロータリ耕に比べて、トウモロコシでアーバスキュラー菌根菌の感染が促進され、生育初期に窒素吸収量が4%、リン吸収量が13%ほど増加し、その結果、トウモロコシの初期生育が15%以上増大した。ii)通常の大豆品種より黒根腐病菌に感染しやすい根粒超着生大豆では、根粒菌によって固定された窒素成分であるウレイドの濃度が茎から採取した溢泌液中で高かった。一方、黒根腐病菌を培養する培地の窒素成分として、無機態窒素の代わりにウレイドを添加すると、黒根腐病菌の繁殖器官である微小菌核形成が促進された。iii)簡易耕起(浅耕)と石灰窒素を併用した大豆栽培ではシストセンチュウ密度の増加速度が遅くなった。
カテゴリ 黒根腐病 栽培技術 大豆 とうもろこし 繁殖性改善 品種 不耕起栽培

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