課題名 | 施設利用における高効率・軽労作業技術の開発 |
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課題番号 | 2002002281 |
研究機関名 |
農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 中央農業総合研究センター 作業技術研究部 施設利用研究室 |
研究期間 | 新規2002~2002 |
年度 | 2002 |
摘要 | i)ポリウレタンマットを床土の代替資材とし、水稲種子を条播・育苗した稚苗と乳苗を移植した場合、稚苗が10箱/10a、乳苗が7箱/10aで、いずれも収量水準が500-560kg /10aであった。 ii)電動3輪作業台車に自在アームを介して装着した簡易移植器を用いたレタス定植作業は、身体負担の大きい中腰姿勢がなく、座り・立ち姿勢どちらでも作業でき、収量も手植えと同等であった。また、折りたたみ可能な畝走行式軽量電動苗運搬車を試作した。iii) 開発した足場パイプ利用の片屋根型プラスチックハウスは、軒高が高く換気窓の面積を大きく確保できるので、丸屋根型に比べ内部気温が2度C前後低くなった。そのハウス内で12度Cの低水温水を断続的に底面給水し、さらにトレイ表面を発泡樹脂ペレットで覆うことで徒長が抑制でき、夏季高温期に野菜・花き等のセル成形良苗が生産できる見通しを得た。 |
カテゴリ | 育苗 栽培技術 水稲 センシング 低コスト省力化 輪作 レタス |