分娩後の高泌乳牛の繁殖機能回復過程の解明

課題名 分娩後の高泌乳牛の繁殖機能回復過程の解明
課題番号 2002002320
研究機関名 農業技術研究機構
研究分担 農業技術研究機構 北海道農業研究センター 畜産草地部 家畜生理繁殖研究室
協力分担関係 北海道大学大学院獣医学研究科
研究期間 新規2002~2002
年度 2002
摘要 現在の乳牛における分娩後の繁殖機能回復について、卵巣機能を中心に基準となりうるデータを収集し、いくつかの因子と繁殖性の関係を調査した。産次、分娩時期、乳量及び初回排卵時期は分娩後は空胎期間に影響するといわれてきたが、良好な飼養条件下では必ずしも影響しないことを示した。また、分娩後の卵巣周期再開時期は卵子の品質及び受精能には影響しなかった。初産牛では、分娩月齢が遅れても乳量は増加せず、繁殖性は低下することが明らかとなった。試験的に初産月齢を22ヶ月に早めた場合も、分娩後の乳量及び繁殖性に問題はないことが示された。さらに、乳牛の家系を用いて染色体上のDNAマーカー(マイクロサテライト)多型と娘牛の乳量との関連性を解析し、乳量の変異に影響する遺伝子の染色体上の位置を明らかにする方法を開発した。
カテゴリ DNAマーカー 乳牛 繁殖性改善

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