課題名 | フルクタン合成酵素遺伝子群の単離と機能解明 |
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課題番号 | 2002002336 |
研究機関名 |
農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 北海道農業研究センター 地域基盤研究部 越冬ストレス研究室 |
研究期間 | 新規2002~2002 |
年度 | 2002 |
摘要 | コムギの耐寒性と密接に関係する2種類のフルクタン合成酵素遺伝子を単離した。酵素特性の解析から、これらの遺伝子がフルクタン合成酵素である1-SSTと6-SFTをコードする遺伝子であることを確認した。これらの遺伝子は低温馴化過程で発現誘導され、フルクタン蓄積量が多い品種ほど発現量が高まることを明らかにした。さらに上記遺伝子の上流域は低温馴化に関係する糖に応答することを明らかにするとともに、フルクタン合成酵素の遺伝子を小麦に導入して、導入遺伝子が存在する再生個体を見い出した。 |
カテゴリ | 育種 小麦 耐寒性 品種 |