家畜糞堆肥等有機物資材に由来する窒素の動態解明

課題名 家畜糞堆肥等有機物資材に由来する窒素の動態解明
課題番号 2002002359
研究機関名 農業技術研究機構
研究分担 農業技術研究機構 東北農業研究センター 水田利用部 水田土壌管理研究室
研究期間 新規2002~2002
年度 2002
摘要 i)寒冷地における完熟牛糞堆肥由来窒素の水稲に対する3作合計の利用率は7%と低いが、3作後にも70%近くが土壌中に残存し、10a当たり1-4トンの堆肥施用量の範囲では利用率に差が認められなかった。土壌のデルタ15N値は稲わら堆肥、家畜ふん堆肥の連用により高くなり、水稲のデルタ15N値は土壌のデルタ15N値を反映したが、デルタ15N値を用いて有機物の利用率を定量的に評価することはできなかった。ii)土壌中カドミウム(Cd)の可溶化資材として期待のかかる生分解性キレート剤GLDA-4Naが土壌の種類によってその効果が大きく異なることを明らかにした。そのほか、根感応性肥料の製品化に向けた研究も前進し、転作大豆の生産力低下が懸念される窒素肥沃度条件を解明した。
カテゴリ 肥料 管理技術 水田 水稲 大豆 低コスト 土壌環境

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