課題名 |
土壌環境の好適化と根圏環境の制御による高品位作物生産技術の開発 |
課題番号 |
2002002393 |
研究機関名 |
農業技術研究機構
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研究分担 |
農業技術研究機構 東北農業研究センター 地域基盤研究部 土壌環境制御研究室
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研究期間 |
新規2002~2002 |
年度 |
2002 |
摘要 |
i)冬作ホウレンソウの低温障害を回避し、寒締め効果を高めるためには、最低気温よりむしろ最高気温の低下が大きく影響することを明らかにした。ii)夏作ホウレンソウ・コマツナの高温障害を軽減し、高品質化を図るため、地中冷却処理を行った。その結果、収穫時点まで処理を継続することにより硝酸含量低減効果が認められた。iii)多湿黒ボク土の腐植含量をセンシングしながら播種密度を制御することによって大豆の生育ムラを解消できることを明らかにした。iv)ダイオキシンで汚染された土壌や安定同位体並びに放射性同位体で標識したダイオキシン添加土壌で大豆を栽培した結果、大豆は土壌中のダイオキシンをほとんど吸収しないことを明らかにした。v)大豆連作に伴う減収は、火山灰土で大きく、沖積土と花崗岩土で小さかった。vi)窒素含有率の低い大豆の豆腐が好まれた。
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カテゴリ |
環境制御
管理技術
高温対策
こまつな
センシング
大豆
土壌環境
播種
ほうれんそう
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