課題名 | 土壌細菌群集構造の変動に及ぼす肥料・有機物の影響の解明 |
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課題番号 | 2002002430 |
研究機関名 |
農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 近畿中国四国農業研究センター 野菜部 畑土壌管理研究室 |
協力分担関係 |
農業環境技術研究所 |
研究期間 | 新規2002~2002 |
年度 | 2002 |
摘要 | 土壌微生物DNAをHot-detergent法とビーズ法を組み合わせることにより土壌より直接抽出し、16SrDNA増幅用プライマーを用いたPCR反応の後、変性剤濃度勾配電気泳動(DGGE)により展開し、電気泳動パターンの画像解析によって、2日間という短期間で土壌細菌群集の多様性解析が可能であった。肥料・有機物連用土壌サンプルについて解析を行ったところ、DNA抽出量及びバンド数は化成肥料区に比べて堆肥区で多く、多様性指数も堆肥区で有機物施用量が多いほど高いことを認めた。バンドパターンは肥料の種類により大きく異なり、特徴的なバンドが見られた。以上のように効率的な解析法を開発し、土壌微生物の多様性の解析を進めた。 |
カテゴリ | 肥料 診断技術 中山間地域 |