ニガウリの抗酸化活性に及ぼす栽培要因の影響解明

課題名 ニガウリの抗酸化活性に及ぼす栽培要因の影響解明
課題番号 2002002495
研究機関名 農業技術研究機構
研究分担 農業技術研究機構 九州沖縄農業研究センター 野菜花き研究部 施設野菜栽培研究室
研究期間 新規2002~2002
年度 2002
摘要 沖縄産作物の抗酸化活性はポリフェノール含量に比例して高まり、活性の高いものにはサポジラ、カニステル等のプロアントシアニジン含有の熱帯原産果実、紅イモ、水前寺菜等のアントシアニン含有の紫色系作物、ニガナ、ボタンボウフウ等の沖縄特産野菜があり、また、レイシ、マンゴー等では可食部より皮や種・綿の部分で活性が極めて高いことを明らかにした。一方、ニガウリの抗酸化活性はビタミンC(還元型アスコルビン酸)含量から推定した計算値とほぼ一致し、ニガウリの抗酸化活性のほぼすべてがビタミンCに由来すること、また、今回検討した栽培要因の中では、接ぎ木、施肥方法及び果実への遮光は果実中のビタミンC(還元型アスコルビン酸)含量に影響しなかったが、誘引ネットを南向きに傾ける誘引法により、垂直誘引よりニガウリのビタミンC含量を22-35%高めることができることを明らかにした。
カテゴリ カニステル 機能性成分 サポジラ 施肥 接ぎ木 にがうり マンゴー レイシ

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