課題名 | 吸引通気式堆肥発酵におけるアンモニア等環境負荷成分捕集技術の実証 |
---|---|
課題番号 | 2002002637 |
研究機関名 |
農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 畜産草地研究所 畜産環境部 施設工学研究室 |
研究期間 | 新規2002~2002 |
年度 | 2002 |
摘要 | i)吸引通気式の中規模(0.5m3)発酵槽を供試し、使用する水分調整材別に投入ふんと発酵堆肥、発酵過程に発生するドレイン及び吸引排気中に含まれるアンモニアを主体とする窒素量を測定した。その結果、アンモニア発生は発酵初期に多いこと、発酵槽に投入された原材料の全窒素中の約95%の収支を明らかにした。ii)堆肥から分離・同定したアンモニア態窒素利用能の高い菌株を添加した堆肥化実験で、菌株の増加、揮散アンモニアの減少、堆肥中の窒素含量が高いことから、この菌株の効果を明らかにした。iii)発酵済みの堆肥をハウス乾燥する場合には、高水分生堆肥の乾燥時よりも単位面積当り水分蒸散量が小さいことから、乾燥施設設計指針の補正値を策定した。 |
カテゴリ | 乾燥 低コスト |