課題名 | フザリウム属菌等のマイコトキシンの特性とその産生機構の解明 |
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課題番号 | 2002002948 |
研究機関名 |
食品総合研究所 |
研究分担 |
食品総合研究所 流通安全部 安全性評価研究室 食品総合研究所 流通安全部 微生物制御研究室 |
協力分担関係 |
中央農研 東北農研セ アヲハタ(株) 国立医薬品食品衛生研究所 (財)日本穀物検定協会 (有)フォトサイエンス |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2002 |
摘要 | エルゴステロールの液体クロマトグラフによる分離を検討し、逆相カラムと2液グラジエントの組み合わせで、ほぼ良好なクロマトグラムを得た。ルブラトキシンに対する酵素抗体法(ELISA)による分析法を確立するために、ポリクローナル抗体を作成し、その評価を行った。また、逆相液体クロマトグラフによる分析条件を検討し、定量下限は10ng程度と満足できる結果を得た。赤カビのマイコトキシン産生について検討したところ、赤かび病抵抗性の品種では農薬散布下でデオキシニバレノール量が高くなるという結果を得た。農薬散布によりニバレノールの産生が多くなる現象も認められた。また、デオキシニバレノール定量のため3社のエライザキットを検討したところ、2社の製品では誤差の少ない結果が得られ、定量における洗浄装置使用の有効性も確認した。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 抵抗性 農薬 品種 |