表層生態系における海洋環境の変動特性と物質循環過程の把握

課題名 表層生態系における海洋環境の変動特性と物質循環過程の把握
課題番号 2003004478
研究機関名 水産総合研究センター
研究分担 水産総合研究センター 中央水産研究所 海洋生産部 変動機構研究室
水産総合研究センター 中央水産研究所 海洋生産部 物質循環研究室
水産総合研究センター 中央水産研究所 海洋生産部 低次生産研究室
水産総合研究センター 中央水産研究所 海洋生産部 海洋放射能研究室
研究期間 継続2001~2005
年度 2003
摘要 西部北太平洋の冬季の海面水温データの解析を行い、海況変動の空間的な特性を調べ、本州南東方の亜熱帯循環域(黒潮~黒潮続流、南側再循環域)がまとまった変動をする海域であること、季節風の強弱と密接な関係を持つことを確認した。亜熱帯循環域に投入した中層ブイの解析を行い、亜熱帯循環の中層循環の実態を把握した。FRESCO(資源評価情報)システム収録の海洋観測データを有効利用するための解析システムを開発した。 前年度と同様、御前崎沖の定線で、クロロフィルa、栄養塩類、基礎生産力の測定を四季において実施した。これまで知見の乏しかったアンモニウム塩の成層期における鉛直分布を明らかにすることができた。御前崎沖観測ラインで各季節に得られた試料を解析し、動物プランクトンの種組成および鉛直分布を明らかにした。各季節の動物プランクトン群集において尾中類が重要動物群であり、特に O. longicauda が優占すること、鉛直的には表層50m以浅に主に分布するが、主分布深度が季節的に変化している可能性があることが明らかになった。本年度調査航海によって、各種試料の採取を行った。特に、大量濾過システムを用いて分析必要量の植物プランクトンを、また、SYネット(中層曳き)によって中層に生息する動物プランクトンの大量採取に成功した。加えて、日本海に前年度係留したセジメントトラップ(懸濁粒子捕集装置)を無事に回収し、同系統のものを再設置した。採取試料について放射性核種の分析を行った。
カテゴリ 亜熱帯

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