課題名 | 正常及び病態モデル実験動物を用いた食品成分による脂質代謝調節機能の解明 |
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課題番号 | 2003004159 |
研究機関名 |
食品総合研究所 |
研究分担 |
食品総合研究所 食品機能部 栄養化学研究室 |
協力分担関係 |
埼玉県立ガンセンター |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2003 |
摘要 | ゴマのセサミンと魚油によるラット肝臓での相乗的なβ酸化活性の増加は通常の食餌レベルの魚油(1.5~3%)で可能であり、活性増加には5種のペルオキシゾームタンパク質が関与していることを解明した。また、高脂肪食によって発現が影響を受ける遺伝子をDNAチップを用いて解析した結果、白色脂肪組織において脂肪酸合成に関わるステアロイル-CoA不飽和化酵素遺伝子、脂肪酸結合タンパク質遺伝子などの発現が高脂肪食で抑制され、反対に肥満モデルラットではこれらの遺伝子の発現が増加していることを明らかにした。一方、共役リノール酸の肝臓脂肪酸の合成促進や、植物ステロール酸化物であるカンペステノンの肝臓β酸化誘導と脂肪酸合成抑制作用を明らかにした。 |
カテゴリ | 機能性 機能性成分 ごま |