魚介藻類中の機能成分の探索とその特性の把握

課題名 魚介藻類中の機能成分の探索とその特性の把握
課題番号 2004005655
研究機関名 水産総合研究センター
研究分担 水産総合研究センター 中央水産研究所 利用加工部 素材開発研究室
水産総合研究センター 中央水産研究所 利用加工部 機能評価研究室
水産総合研究センター 中央水産研究所 利用加工部 食品バイオテクノロジー研究室
水産総合研究センター 中央水産研究所 利用加工部 品質管理研究室
研究期間 継続2001~2005
年度 2004
摘要 ・バフンウニの苦味成分に対する他成分の増強及び抑制効果について検討し、苦みアミノ酸バリンを代替にグリシン及びアラノンに苦味の抑制効果があることを明らかにした。また、福島県いわき地方のウニ卵巣の成熟段階とウニ苦み成分プルケルミン含量を調査し、7~8月に漁獲することで苦みの影響を忌避できる可能性を見出した。・エゴノリが高含量のn-3高度不飽和脂肪酸を含み、典型的な藻類脂肪酸組成であることを明らかにした。・ガン細胞移植マウスで試験を行い、アオサ添加食の抗腫瘍活性を確認した。培養細胞系を用いてアオサ中の抗腫瘍活性物質を成分分画し、活性が存在する脂溶性画分を得た。 さらなる検討で活性成分はルテインであると判明した。アオサに含まれるルテインの抗ガン作用について、抗ガン活性をβ-カロテンやアスタキサンチン等類似のカロテノイドと比較し、抗ガン活性がこれらと比べて強いことを確認した。また、糖尿病モデルマウスの血糖値を低下させることから、アオサ添加食に抗糖尿病効果がある可能性を見出した。・二枚貝や頭足類に相当量のセラミドアミノエチルホスホン酸を見出し、アコヤガイ軟体部中のセラミドアミノエチルホスホン酸の小規模実証レベルでの抽出に成功した。また、種々のセラミド誘導体の化学構造や生理機能を明らかにし安全性について検討した。・サケ精巣及び卵巣から各種プロテアーゼインヒビターを精製単離し、その性状を明らかにした。廃棄物のサケ精巣から細胞増殖活性を有するペプチド素材を作製し、これを含有する魚類餌料で飼育試験を行い、魚類への成長促進作用を確認した。・無血清で培養した魚類細胞培養系で有用物質の生産技術系ついて検討し、生殖腺刺激ホルモン及びタンパク質分解阻害剤シスタチン融合タンパク質を生産した。・水産生物及び加工残滓等の有用成分の利用技術の集約を行い、総説としてまとめた。・魚類細胞培養を用いてシスタチン蛍光タンパク質の生産系を構築し、タンパク質阻害活性をもつタンパク質を生産した。・微生物機能等を利用した海藻の餌飼料化技術の体系化を目指し、海藻細菌の多糖類分解酵素の特性を明らかにした。
カテゴリ 加工 未利用資源

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