| 課題名 |
電子ビームを用いた食品原材料の殺菌 |
| 課題番号 |
2004005338 |
| 研究機関名 |
食品総合研究所
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| 研究分担 |
食品総合研究所 食品工学部 電磁波情報工学研究室
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| 研究期間 |
継続2001~2005 |
| 年度 |
2004 |
| 摘要 |
コクゾウムシとアズキゾウムシに対して、ソフトエレクトロンの照射を時期を変えて2回行うことで、殺虫率が大幅に改善された。また、コクゾウムシに対して、ソフトエレクトロンとリン化水素くん蒸を組み合わせて行うことで、ほぼ完全殺虫できることを示した(図参照)。未洗浄鶏卵で平均105CFU/個の汚染が確認された。加速電圧350kVおよび400kVの電子ビーム処理により、3kGyで103CFU/個、6kGyで102CFU/個に菌数を低減出来た。400kV-6kGyでは卵白の高さがやや低くなったがそれ以外の処理では外観に影響は無かった。これはアルカリ洗剤と次亜塩素酸を併用した洗浄効果と同等であり、物理処理のみでこの工程を代替できる可能性が示唆された。放射線特異的分解生成物である2-アルキルシクロブタノンのGC-MSによる検出系を確認した。豚肉、鶏肉について、実験室内でブラインドサンプルを調製し、線量推定と照射の有無の判別を行い、コメットアッセイでは1kGy以上の照射を、化学分析では照射と判別出来た。コメットアッセイでは、非照射試料に擬陽性の判定が出る可能性が示唆され、スクリーニング法に留めた利用が必要である事が示唆された。
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| カテゴリ |
害虫
鶏
豚
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