遺伝子組換え技術等を応用した食品の安全性確認手法技術の高度化

課題名 遺伝子組換え技術等を応用した食品の安全性確認手法技術の高度化
課題番号 2004005351
研究機関名 食品総合研究所
研究分担 食品総合研究所 企画調整部 食品衛生対策チーム
協力分担関係 中央農研センター
食品環境検査協会
クミアイ化学
研究期間 継続2001~2005
年度 2004
摘要 コムギアレルギー患者の血清に対する反応性を持つタンパク質の検出・同定を進め、低分子量のタンパク質・ペプチドを解析するために電気泳動及び転写等の条件の改良を行った。二次元目の電気泳動のシステムとして酢酸-尿素ポリアクリルアミドゲルにより両性担体のバックグラウンドの影響を抑えることが可能となった。組換え体のタンパク質の安全性の検討については、耐病性タンパク質のディフェンシンの人工胃液による消化試験では15分の消化で、人工腸液による消化試験では、10秒の消化で抗体による検出はできなくなった。加熱安定性試験の結果、ディフェンシンタンパク質は120℃、30分の加熱に対しても安定であることが確認された。既知アレルゲン、トキシン配列との相同性の再検索の結果、ディフェンシンタンパク質のアミノ酸配列はどちらの配列とも相同性を持たないことが確認された。2D-PAGEとイムノブロッティングを組み合わせた方法によって、コメとダイズの主要なアレルゲン候補タンパク質分の検出を行い、同定を試み、データの蓄積を進めた。また、前年度までに構築したデータベースの改良を試みた。
カテゴリ 大豆 データベース 分析技術

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