課題名 | 遺伝地図情報を利用したイネ有用遺伝子の単離(A211) |
---|---|
課題番号 | 2004005122 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
農業生物資源研究所 分子遺伝研究グループ 応用遺伝研究チーム 農業生物資源研究所 生体高分子研究グループ 生体膜機能研究チーム 農業生物資源研究所 ジーンバンク 植物資源研究チーム 農業生物資源研究所 ゲノム研究グループ 植物ゲノム研究チーム |
協力分担関係 |
九州大学 名古屋大学 国立遺伝学研究所 奈良先端科学技術大学院大学 東北大学 東京大学 日立製作所 大阪市立大学 基礎生物学研究所 福井県立大学 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2004 |
摘要 | イネの開花時期を決定している遺伝子群についてそれらの発現経路における相互関係を解析した。Hd5及びLhd4による開花遅延は、その下流で働く遺伝子Ehd1の発現抑制さらにその下流の開花促進因子Hd3aあるいはRFT1の発現抑制によって引き起こされることを明らかにした。紫外線感受性遺伝子qUVR-1のゲノム候補領域を200kb程度に連鎖解析によって限定した。脱粒性遺伝子qSH-1および粒幅に関与する遺伝子qSW-5の相補性検定を行い、候補遺伝子の機能を証明した。イネいもち病圃場抵抗性遺伝子pi21の単離を目的として,精密連鎖解析で特定した候補領域を含む罹病性品種日本晴の4.7kbのDNA断片を,抵抗性系統にアグロバクテリウム法によって導入した。T1世代における接種検定の結果,導入DNA断片を持つ個体の抵抗性が低下し,このDNA断片にpi21遺伝子が含まれることが分かった。 |
カテゴリ | いもち病 抵抗性 抵抗性遺伝子 品種 |