| 課題名 | 日本海における海洋環境の変動特性と生物生産構造の把握 |
|---|---|
| 課題番号 | 2005007709 |
| 研究機関名 |
水産総合研究センター |
| 研究分担 |
水産総合研究センター 日本海区水産研究所 日本海海洋環境部 生物生産研究室 水産総合研究センター 日本海区水産研究所 日本海海洋環境部 海洋動態研究室 |
| 協力分担関係 |
独立行政法人水産大学校 福井県水産試験場 |
| 研究期間 | 新規2001-2005 |
| 年度 | 2005 |
| 摘要 | ・日本海東部海域において前年に引き続き調査船により東経138度線上の水塊構造を観測すると共に、係留系による流動の時系列観測及び漂流ブイによる観測を実施した。・これまでの研究成果の取りまとめを行い、長期的な変動を解析した結果、日本海東部海域における基本的な水塊・流動特性を把握した。・水塊・流動構造の長期的変動の把握結果を基に、定線観測及び調査船?係留システムによる観測等を用いた漁海況変動予測手法の開発に係る知見、技術を取りまとめた。・山陰~新潟海域におけるカタクチイワシの雌魚の生殖腺指数(GSI)と、餌生物であるカイアシ類の現存量が相関することを把握した。カイアシ類の現存量と水温との相関がみられることから良好な餌料環境(適水温帯)がカタクチイワシの生産に影響を与える環境因子であることを抽出した。・具体的なメカニズムを解析した結果、好適な餌環境の継続期間の長さがカタクチイワシの1回あたりの産卵数・産卵期間に影響することを明らかにした。・これらの知見を取りまとめ、海洋環境(水温変動)が低次生産(餌生物)を通じてカタクチイワシの生産に影響を与える基本的な機構を明らかにした。・大型クラゲの出現予測技術の開発のため、以下のように、日本周辺での生態、幼体の分布調査、回遊モデルの開発、食性の調査、成長機構の解明に取り組んだ。・日本海西部海域において5~8月に計97回調査を行ったが大型クラゲは発見されなかった。東シナ海において7,10月に大型クラゲ分布調査を実施した結果、40cm前後の小型の大型クラゲが多数発見され、東シナ海から日本海への流入実態を把握した。福井県沿岸では調査船によるネット採集及び定置網における入網状況のモニタリングを実施した。・日本海における大型クラゲの来遊状況を再現する回遊モデルを開発し、来遊予測を実施した。・大型クラゲの食性を継続して調査し、主要な餌生物としてカイアシ類などの動物プランクトンであることを把握した。・大型クラゲの成長速度の推定及び食物段階の確認など、日本海における成長に関わる知見をとりまとめた。 |
| カテゴリ | モニタリング |