課題名 | ハモグリバエ等に対する導入寄生蜂等が非標的昆虫に及ぼす影響の評価 |
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課題番号 | 2005007311 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
研究分担 |
農業環境技術研究所 生物環境安全部 導入昆虫影響ユニット |
協力分担関係 |
埼玉農総研 瀬山農園 エスコ 農研機構中央農研 果樹研究所 千葉大学 |
研究期間 | 継続2001-2005 |
年度 | 2005 |
摘要 | ハモグリバエの土着寄生蜂ササカワハモグリコマユバチと導入寄生蜂ハモグリコマユバチの交雑可能性を調査したところ、種間交雑後代は全く得られず、種間交雑はしないと判断された。また、分子マーカー等を用いて、チュウゴクオナガコバチ(導入種)及びクリマモリオナガコバチ(土着種)の現時点での分布、交雑状況を長野県小布施町以外の2地域で調査したところ、チュウゴクオナガコバチが優占しており、クリマモリオナガコバチ及び種間交雑個体は、発見できなかった。今年度までに得られた導入寄生蜂等の土着生態系への影響評価結果と、海外の事例を参考に、定量的な評価方法を開発し、生態系影響が少ない天敵の海外からの導入判断基準(1次指標40以下、総合指標80以下)を示した。 |
カテゴリ | くり |