課題名 | 遺伝資源の探索・収集と在来種、野生種の遺伝特性の解析 |
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課題番号 | 2005007294 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
農業生物資源研究所 ジーンバンク ジーンバンク長 |
協力分担関係 |
韓国農村振興庁 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 完了2002-2005 |
年度 | 2005 |
摘要 | ミャンマーで野生イネ等106点及び野菜類179点、ベトナムでヤムイモ類7点、台湾で茶もち病菌の共同探索、国内でのバクテリオファージの収集等、国内外の在来遺伝資源の収集や移譲により植物約3千点、微生物約1千株、動物20点(新規10点)を受け入れ、目標数を概ね達成した。なお、ロシアと協力してサハリンでダッタンソバの探索を行ったが、収集はできなかった。中国新彊ウイグル自治区では果樹遺伝資源を、パプアニューギニアではマメ類、野生イネ等を対象に共同現地調査を行い、後者は合意に基づいて国内に導入した。ミャンマーから導入したイネ遺伝資源約250点と果樹類約40点を無毒化し、イモ類5点の無毒化を継続実施中である。IPGRIからの委託によりアジアのエゴマとハトムギ遺伝資源の保存と利用に関して多様性を明らかにし、日本在来エゴマに関する集団遺伝学的解析から硬実エゴマ集団は半栽培的な農家保存によって多様性が維持されていることを明らかにした。新しいダイコン炭疽病菌を収集し再同定を行い、キンギョソウ炭疽病の原因菌Colletotricum destructibumを同定した。 |
カテゴリ | 遺伝資源 えごま そば だいこん 炭疽病 茶 はと麦 |