課題名 |
7)熱帯果樹の多収軽労化栽培技術の開発 |
課題番号 |
2006008646 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター
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研究分担 |
国際農林水産業研究センター 熱帯・島嶼研究拠点
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協力分担関係 |
ベトナム・南部果樹研究所
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研究期間 |
新規2006-2010 |
年度 |
2006 |
摘要 |
1) タイとベトナムで、土質の異なるドリアン圃場を確保し、地上3.5mでカットバックせん定を施し、低樹高栽培を開始した。その結果、カットバックせん定を施した5年生樹で、着花量の増加を確認した。2) 雨季にドリアンの株元にビニルマルチを設置して土壌を乾燥させることが、花芽誘導に有効であることを確認した。3) ベトナムで、ドリアンとマンゴスチンの市場価格を調査し、高品質果実は通常の約2倍の価格で取引され、端境期の出荷では4倍程度の高価格で販売されていることを確認した。4) ドリアンの人工受粉率を高めるための基礎データとして、ドリアン花粉の発芽力を検討したところ、常温でも2日間は発芽力を維持していることが明らかとなった。5) パパイヤの品種「石垣珊瑚」を育成した(品種登録出願中)。本品種は、「ワンダーブライト」の自然交雑実生から選抜した単為結果性のある雌性系統であり、耐暑性、わい性および豊産性の特性を持つ。果実は強い芳香があり、高糖度で食味がよい。(研究成果情報)
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カテゴリ |
乾燥
管理技術
軽労化
栽培技術
出荷調整
受粉
耐暑性
単為結果
低樹高
ドリアン
パパイヤ
品種
良食味
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