課題名 | k.花きの花色改変等新形質付与技術の開発 |
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課題番号 | 2006008527 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所 新形質花き開発研究チーム |
協力分担関係 |
サントリー(株) (独)産業技術総合研究所 山形県農業総合研究センター (財)岩手生物工学研究センター 筑波大学 北興化学工業(株) |
研究期間 | 新規2006-2010 |
年度 | 2006 |
摘要 | (1)カロテノイド分解酵素遺伝子の発現抑制により白色ギクを黄色へと花色改変することに成功した。また、カロテノイド分解酵素遺伝子を黄花系キク品種で過剰発現させ、花弁のカロテノイド量が減少した形質転換体を得た。CmCCD4aのプロモーターをキク花弁に導入・解析することで、転写調節に重要な領域を明らかにした。リコペン集積大腸菌を用いてLCYEの酵素活性を確認した。CmCCD4a、LCYBの酵素活性については大腸菌での発現が難しく確認できなかった。(2)キクおよびトレニアにCRES-Tの技術を応用し、花形や花色の変化した有用性の高いと思われる系統を複数得た。(3)カーネーション交雑第6世代実生の花持ち性を評価し、花持ち日数24日以上の超長命系統を見いだした。DC-EIL4遺伝子の低発現がエチレン感受性低下の主要因であることを示した。D. capitatus由来の萎凋細菌病抵抗性を有する124系統からDNAマーカー選抜により64系統を選抜した。新規萎凋細菌病抵抗性素材は優性ホモであることが示唆された。 |
カテゴリ | カーネーション きく DNAマーカー 抵抗性 トレニア 品種 |