d.大麦・はだか麦の需要拡大のための用途別加工適性に優れた品種の育成と有用系統の開発

課題名 d.大麦・はだか麦の需要拡大のための用途別加工適性に優れた品種の育成と有用系統の開発
課題番号 2006008539
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター 大麦・はだか麦研究チーム
協力分担関係 栃木県農業試験場
岡山大学
資源生物科学研究所
(独)農業生物資源研究所
サッポロビール(株)
永倉精麦(株)
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)焼酎醸造特性が優れ大粒で多収の二条大麦新品種「キリニジョウ」を育成した。この品種は最終的なアルコール収得率(アルコール発酵の良否と収量)に優れ、宮崎県で普及が始まった。また、プロアントシアニジンフリーant28遺伝子を有し、主要な農業特性や精麦品質が優れ加熱後褐変を起こさない「西海皮65号」を新しく配付するとともに、プロアントシアニジンフリー遺伝子を有し、穂発芽性に強い系統が選抜できた。収量性、精麦特性等総合的に判断して、新たに「四系9662」(ant13)および「四系9643」(ant28二条 もち性)を選抜した。もち性系統について加工適性の評価を実需者に依頼した。(2)「シンジュボシ」よりやや早生で子実重、搗精白度が高い食用六条大麦系統「盛系C-B500」を選抜した。また、二条大麦「東北皮38号」がビール醸造適性を有することを明らかにした。大粒で雲形病に抵抗性な「北陸皮43号」を新たに配付した。(3)ミサトゴールデンを遺伝的背景とし、主要な穂形質に関する16組合せの準同質遺伝子系統を作出した。早生で大麦縞萎縮病抵抗性である「関東皮86号」を新配付とするとともに、ant28を有する六条並性の「関系b536」を選抜した。(4)トコトリエノールの定量について実験条件を確立し、品種間差を測定した。また、におい識別装置による炊飯麦臭測定では、官能的に明確ににおいが異なる試料の識別は可能だが、似通った試料では評価方法の工夫が必要であることが分かった。オオムギイソアミラーゼを構成するサブユニット蛋白質の分子量測定を行い、活性型と非活性型がヘテロ6量体の酵素分子を構築することを明らかにした。
カテゴリ 萎縮病 大麦 加工適性 需要拡大 新品種 抵抗性 はだか麦 評価法 品種

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