| 課題名 | b.ウイルス感染症の診断・防除技術の高度化 |
|---|---|
| 課題番号 | 2006008560 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 ウイルス病研究チーム |
| 協力分担関係 |
日本大学 酪農学園大学 (株)日本全薬工業 (株)住友化学 日本養豚開業獣医師協会 JRA総合研究所 |
| 研究期間 | 新規2006-2010 |
| 年度 | 2006 |
| 摘要 | (1)山羊関節炎・脳脊髄炎ウイルスモノクローナル抗体の作製、抗原の大量作製と精製および遺伝子組換え抗原の作製を行い、多検体血清を一度に検査可能な抗体検出用ELISA法を開発した。今後現場への普及について検討する。また、牛白血病ウイルス遺伝子の検出法を開発した。(2)豚繁殖・呼吸障害症候群の疫学解析により、ウイルス汚染農場では離乳後の水平感染のみならず母子感染(垂直感染)も認められること、一部の農場では複数のウイルス株が存在することを明らかにした。農場防疫における影響については今後検討する。さらに、子豚のウイルス性下痢症の主要原因である豚ロタウイルスの遺伝子解析により、ヒトあるいは動物で異種由来A群ロタウイルスの混合感染によって遺伝子再集合が起きている可能性を明らかにした。また、ウイルス性下痢症や呼吸器病の原因となる豚コロナウイルスの受容体ブタアミノペプチダーゼNの細胞導入により本来は非感受性のマウス細胞が感受性を獲得すること、ウマコロナウイルスはVero細胞で明瞭な細胞変性効果を示すことを明らかにした。(3)豚テシオウイルスによる非化膿性脳脊髄炎の特徴的な組織学的病変分布は本病診断の一指標となりうることを明らかにした。ワクチン接種鶏であってもニューカッスル病が発生する要因解析のため、ワクチン接種歴のあるブロイラーのニューカッスル病野外発生症例で、壊死・軟化を伴う重度の非化膿性脳炎と壊死性膵炎がみられることを明らかにした。さらに、鶏痘ワクチン接種済みの採卵用成鶏でみられた皮膚型鶏痘において、全身のアミロイド沈着と皮膚のStaphylococcus hyicus 感染を伴う壊死性増殖性皮膚炎を示したことを明らかにした。 |
| カテゴリ | 病害虫 馬 鶏 繁殖性改善 豚 防除 山羊 |