b.持続的利用可能な高生産性土地基盤の整備技術の開発

課題名 b.持続的利用可能な高生産性土地基盤の整備技術の開発
課題番号 2006008583
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所
協力分担関係 早稲田大学
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)農地利用集積手法を含めた省力型の畑地かんがい計画手法の開発については、家畜ふん尿由来液肥の搬送・施用システムを最適設計することができる手法を開発し、その有用性を関東近郊で検証するとともに、宮古島地域を対象に末端かんがい施設の利用状況等を調査し畑地かんがい効果を評価した。(2)農作物残さの炭化物等を活用した硝酸態窒素除去や農地還元技術の開発については、メタン発酵消化液と炭化物(バガス炭)を実験農地に還元し、作物生育の促進効果と浸透排水中の硝酸態窒素濃度が低減する効果を明らかにするとともに、これらのデータを基にシナリオ解析を行い、圃場周りの窒素収支の算定および温暖化ガスの発生予測等を行った。(3)汚濁物質の浄化・監視等に活用できる高分解能物理探査技術の開発については、埋立処分場を試験地としてモニタリングを行い、開発した3次元地盤構造解析手法の有効性を確認した。(4)農地の利用状況や水田の水掛かり状況を高精度で判別するGISデータ、基盤整備データ、衛星データ等の統合活用技術の開発については、中解像度衛星MODISにより得られる反射値データの解析結果と現地を照合し、水田への水入れ時期は平地水田地帯では適合するが、中山間部の水田では推定精度が低下することを確認した。(5)農地の地盤汚染の予測と対策技術の開発については、汚染物質濃度の不均一性を制御でき、高精度で濃度測定が可能な拡散実験模型水路を製作した。
カテゴリ 水田 中山間地域 メタン発酵消化液 モニタリング

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