c.地域防災力強化のための農業用施設等の災害予防と減災技術の開発

課題名 c.地域防災力強化のための農業用施設等の災害予防と減災技術の開発
課題番号 2006008584
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所
協力分担関係 寒地土木研
群馬大学
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)フィルダム等の施設の安全性や性能低下をリアルタイムで監視・予測するためのモニタリング及び数値解析技術の開発については、ダム堤体内に埋設したワイヤレス間隙水圧計が3年経過後も良好に作動中であることを確認するとともに、間隙水圧と土圧を計測するマルチセンサーを開発し、実ダムへの適用により計測データを検証した。(2)地下構造を3次元的に把握する省力型の地下探査法の開発については、3次元電気探査法において、解析精度向上のためのデータ分析方法と測線配置手法を示すとともに、空中電磁法探査システムの精度向上を図り、装置の最適な地上高を定量化した。(3)ため池が決壊した場合の氾濫域を予測し、迅速かつ確実に施設管理者や地域住民へ防災情報や誘導情報を伝達するシステム技術の開発については、アメダス情報の追加による農地地すべり災害警戒・点検システムの高度化や、降雨応答解析等による地すべり危険度の判別式の検討を行うとともに、PCと携帯電話による防災情報システムを構築した。(4)衛星データ等の活用により災害の状況・復旧状況を把握する技術の開発については、「ふよう」衛星データを用いた大規模洪水時の浸水域推定の可能性を示した。(5)高潮等の災害予測と対策技術の開発については、高波・津波で被災した海岸堤防等の調査を行い、設計条件との関係等を明らかにするとともに、有明海における潮流の簡易推定に必要となる調和定数を作成した。(6)洪水被害を軽減させる農地・農業用施設等の有する防災機能の強化技術の開発については、MODISの温度情報を利用した水田域や水利用形態の判定方式等を開発した。(7)ため池やパイプライン等の地震時・豪雨時における耐震性や耐侵食性を向上させる設計手法の開発については、特殊な大型土嚢を用いたため池の越流実験を実施し、越流水深30cmの溢水でもため池堤体には大きなすべり・浸食が発生せず、高い耐越流性能と減災効果を発揮するため池工法を開発した。(8)対策工の機能評価に基づいた農地地すべり防止計画手法の開発については、地すべり地における地下水排除工の集水機能と水圧低下の実態を解明するとともに、無人ヘリを使用した観測技術の高精度化と中越地震による斜面崩壊機構等を解明した。
カテゴリ 水田 なす モニタリング

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