課題名 |
(2)農業生態系機能の発現に関与する情報化学物質の解明 |
課題番号 |
2006008628 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所
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研究分担 |
農業環境技術研究所 生物生態機能研究領域
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研究期間 |
新規2006-2010 |
年度 |
2006 |
摘要 |
生物間相互作用に関与する情報化学物質の解明を進め、53 種類のバラ科薬用植物(乾燥葉)、65 種類のバラ科植物(生葉)等の葉や根から出る植物生育阻害物質の全活性を定量的に評価し、バクチノキ等が強い活性を示すことを明らかにした。フキノメイガの性フェロモン成分比を解析・評価し、成分比に大きな個体群内変異があり、遺伝的に強く支配されていることを解明した。難分解性芳香族化合物分解土壌細菌Burkholderia sp. NK8 株の分解に関連する遺伝子群の2 種類のプロモーターの発現は、プロモーターごとに異なる芳香族化合物によって誘導されることを明らかにした。さらに、生分解性プラスチック分解菌に関して、リグニン等を食べる昆虫から、主要な生分解性プラスチックであるPBS とPBSA を同時に分解する真菌を初めて分離した。
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カテゴリ |
乾燥
管理技術
性フェロモン
ばら
ふき
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