課題名 | l.田畑輪作に対応した生産基盤整備技術の開発 |
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課題番号 | 200709494 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構,農村工学研究所,農村総合研究部,水田汎用化システム研究チーム |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2007 |
摘要 | 1)地下水位調節システム(FOEAS)、シートによる排水路溝畔の漏水対策、レーザーレベラーによるほ場面傾斜化、自然圧パイプラインなどの各技術を対象ほ場の土壌・水の条件に応じて組み合わせることにより、地下水位の適正化、地耐力、収量・品質の向上効果を実証した。2)溝畔、畦畔の漏水防止のための材料の開発を目的として、酸化マグネシウム系土壌固化剤と砂等を混合する小型機械を開発し、試験施工を実施するとともに、小動物による漏水被害防止のためのアゼシートを用いた簡易・低コストな工法を開発した。3)畑地の湿害に影響を及ぼす降雨への対策を適切に講じるため、条件が劣悪な現地ほ場においてほ場面傾斜化や流末処理技術により、収量・品質などが向上し湿害被害を低減できることを実証した。4)転換畑における水利用実態の調査を行い、作物の安定多収のための水利用上の課題を摘出した。 |
カテゴリ | FOEAS 湿害 水位調節 水田 低コスト 輪作 |