f.発酵TMR利用のための大規模生産・調製・流通・給与技術の開発

課題名 f.発酵TMR利用のための大規模生産・調製・流通・給与技術の開発
課題番号 200709500
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,畜草研,飼料調製給与研究チーム
協力分担関係 新明和工業(株)
群馬県農業公社
美里町飼料イネ利用会
家畜改良センター
株)那須の農
酪農とちぎ
キッコーマン(株)
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)ロールベール等のハンドリング技術の改善を目指し、フォークリフト懸架式クランプの利用技術を開発するとともに、専用コンテナの試作2号機を作成し、運搬時の損傷防止効果および運搬効率を最大とするコンテナ数とトラック台数の関係等を明らかにした。2)新規開発中の乳酸菌が酪酸菌等の不良微生物の増殖を抑制することを実規模のサイレージで確認した。また、稲発酵粗飼料を肥育後期に給与する場合に、黒毛和種の牛肉中のビタミンE含量を高めて、脂質酸化の抑制効果を発揮するのに必要な給与量を明らかにした。さらに、発酵TMRの泌乳牛での飼料特性が、通常の飼料と同等であることを示した。3)アルファルファ跡地のとうもろこし栽培において、不耕起栽培で施肥量を50~65%に減らしても、乾物収量の減収は2割程度であり、慣行栽培においては無施肥でも標準施肥と同等の収量を確保できることを明らかにするとともに、減肥栽培の可能性を見出した。
カテゴリ アルファルファ 施肥 とうもろこし 乳牛 不耕起栽培

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