a.トマトを中心とした高収益施設生産のための多収、低コスト及び省力化技術の開発

課題名 a.トマトを中心とした高収益施設生産のための多収、低コスト及び省力化技術の開発
課題番号 200709506
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,野茶研,高収益施設野菜研究チーム
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)トマトの国内外の品種について、周年多収性の観点から長期促成栽培における生育・収量特性について検討し、オランダ品種の方が国内品種よりも不良果が少なく、総収量と可販果収量が多いこと、果実糖度は国内品種の方が全収穫期間を通じてオランダ品種より高いことを示した。葉の繁茂形態の異なる「GRACE」(オランダ品種)と「桃太郎ヨーク」(国内品種)を比較し、「GRACE」の方が受光量が多いこと、受光態勢の品種による差異が季節変化することを明らかにした。開花段数が進むまでの期間とその間の平均気温には弱い負の相関関係があり、開花から収穫適期までの日数とその間の平均気温には強い負の相関関係が得られた。2)高温・高CO2管理を導入した長期多段栽培による日本型トマト多収生産システムとして、ユニット工法高軒高ハウス(栽培室162m2)、およびユビキタス環境制御システム規格の総合生産管理システムを設計・建設・設置し、予備試験を開始した。高CO2管理下におけるトマトの生育・収量特性について、低段栽培実験によるデータを得た。3)トマトの自動収穫システムとして房採り収穫法を選定した。着果の斉一性を確保するために自動着果処理装置を設計し、花房を認識して花房位置まで移動するシステムを試作・動作確認を行った。房採り自動収穫システムとして、果房をアングル等により支持して固定し、果柄部を切断・把持し果房ごと回収する基本システムを試作し、基本的な収穫動作を実現できた。4)高温期の培地冷却試験を行い、平均温度が26℃付近に適温域があり、冷やしすぎると生育にマイナス効果となることを明らかにした。省エネルギーのための局所加温技術として、生長点付近の局所加温を検討し、温風ダクト穴から気流を送る手法について、熱画像測定により葉温・花房温度の上昇効果を明らかにした。培地加温による燃料消費および収量を解析し、ハウス全体の一般的な加温法と比較して燃料削減が可能であることを提示した。5)空気熱源式のヒートポンプを主暖房、温風暖房機を補助暖房として両者を自動制御して温室暖房を行うハイブリッド暖房方式を検討し、温風暖房機のみの慣行と比較して投入エネルギー、運転経費およびCO2排出量が大きく削減できることを明らかにし、盛岡、名古屋、宮崎における省エネルギー、コスト低減効果を評価した。6)全国各地の気象平年値に基づいて、対象地点、設定温度、温室形状や使用資材などを設定すると、暖房燃料使用量の試算値が簡単にグラフ表示されるツールを開発し、インターネットで公開した。
カテゴリ 環境制御 管理システム 自動制御 省エネ・低コスト化 省力化 多収性 低コスト トマト ヒートポンプ 品種

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