m.茶の効率的施肥技術の開発及び少肥適応性品種との組み合わせによる窒素施肥削減技術の開発

課題名 m.茶の効率的施肥技術の開発及び少肥適応性品種との組み合わせによる窒素施肥削減技術の開発
課題番号 200709526
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,野茶研,茶施肥削減技術研究チーム
協力分担関係 静岡県農林技術研究所・茶業研究センター
静岡大学
香川県農業試験場
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)液肥点滴施肥および慣行の施肥幅を樹幹下中程まで拡大した広幅施肥により、土壌中の硝酸性窒素濃度の偏在および亜酸化窒素の発生が抑制された。広幅施肥により、窒素利用効率は30%向上した。脱窒を促進する有機資材の深層施用により、硝酸性窒素の溶脱量が25%低減した。茎の熱収支法による茶樹の蒸散量の推定が可能であった。強酸性化した茶園土壌のpH矯正や塩基バランスの改善は、必ずしも茶樹の生育や窒素吸収の向上につながらない場合があることを認めた。堆肥連用茶園では、堆肥無施用茶園に比べ、rDNAにおけるGC含量が少ない糸状菌が多く検出された。2)茶の発現遺伝子の配列情報を取得し、硝酸トランスポーター等窒素吸収・同化関連遺伝子を見出した。幼木期において、「ふうしゅん」と「めいりょく」は、窒素施用量が多い条件および少ない条件のいずれにおいても「やぶきた」よりも生育が良好で窒素吸収利用率が高かった。「ふうしゅん」、「めいりょく」の窒素吸収利用率は、「やぶきた」に比べそれぞれ多肥条件で1.3倍、1.3倍、少肥条件で1.4倍、1.3倍であった。「金谷30号」における成木の生育および挿し木苗のアンモニア同化能は「やぶきた」より勝った。3)液肥点滴施肥および肥効調節型肥料を利用すると、窒素の全施用量を減らしても、「ふうしゅん」、「めいりょく」の一番茶は、「やぶきた」より10~20%増収することを明らかにした。本施肥法による品質、根群分布、生育停止期の成葉形質への影響は認められなかった。
カテゴリ 肥料 挿し木 施肥 茶 品種

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