k.花きの花色改変等新形質付与技術の開発

課題名 k.花きの花色改変等新形質付与技術の開発
課題番号 200709549
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,花き研,新形質花き開発研究チーム
協力分担関係 サントリー(株)
産業技術総合研究所
山形県農業総合研究センター
(財)岩手生物工学研究センター
筑波大学・遺伝子実験センター
北興化学工業(株)
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)CmCCD4aのRNAiコンストラクトを二重に導入することで、白花輪ぎく品種「神馬」の花弁を黄色に改変することに成功した。CmCCD4aの過剰発現コンストラクトを導入し、黄花系きく品種の花弁を淡黄色~白色に改変した。2)LCYBおよびLCYEの発現抑制用コンストラクトをきくに導入したが、カロテノイド組成に変化は認められなかった。3)リコペン産生大腸菌を用いてLCYBの酵素活性を確認した。昆虫細胞発現系を用いてCmCCD4aの酵素活性を解析したが確認できなかった。4)翻訳エンハンサーを導入用コンストラクトに組込むと、きく及びトレニアにおける外来遺伝子の翻訳効率が飛躍的に向上することを示した。5)翻訳エンハンサーに種々の植物由来のF3’5’Hをつないだ過剰発現用コンストラクトを構築し、きくに導入した。6)きく及びトレニアにCRES-Tの技術を応用し、バルクスクリーニング法で多数の転写因子を効率よくスクリーニングできることを明らかにし、有用性の高い花きの作出に成功した。また、公開用データベースを構築し、データの拡充を進めた。7)優れた花持ち性や萎凋細菌病抵抗性を持つカーネーションの選抜は順調に進んだ。また、カーネーションのエチレン低感受性には複数の遺伝子座が関与し、劣性的遺伝様式で後代に発現することを示すとともに、集団の平均花持ちに有意な差があるRAPDマーカーを得た。また、エチレン低感受性系統ではDC-EIL4遺伝子の発現が著しく低下していることを明らかにした。8)D. capitatus由来の萎凋細菌病抵抗性を有する系統の戻し交雑を実施し、有望系統を得た。
カテゴリ カーネーション きく データベース 抵抗性 トレニア 品種

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