| 課題名 | b.ウイルス感染症の診断・防除技術の高度化 |
|---|---|
| 課題番号 | 200709585 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構,動衛研,ウイルス病研究チーム |
| 協力分担関係 |
日本大学 酪農学園大学 日本全薬工業 住友化学 日本養豚開業獣医師協会 JRA総合研究所栃木支所 |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2007 |
| 摘要 | 1)牛白血病検査用に開発したリアルタイム PCR法を用いて放牧牛ならびにと畜牛の血液検査を行い、牛白血病ウイルス遺伝子を特異的かつ高感度で検出できることを確認した。山羊関節炎・脳脊髄炎ウイルス抗体検出用ELISA法は検出感度が高く、本病の浸潤状況を調べるスクリーニング検査に有用であること明らかにした。 2)養豚場における豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)の分子疫学的手法を用いたアクティブサーベイランスにより農場内でのウイルスの動態を調査した結果、既にウイルスが浸潤した農場であっても新たな外来ウイルスの浸潤が認められ、PRRS汚染農場でも新規のウイルス侵入防止が本病による損耗防止対策に重要であることを明らかにした。3)家畜の下痢・肺炎の原因として重要なウイルスについては、B群ロタウイルスの遺伝子の分子系統樹解析から、豚が本ウイルスの自然宿主である可能性があること、牛トロウイルスがヒト由来トロウイルスと遺伝学的に近縁であること、国内の健康な飼養馬の20~27.5%が馬コロナウイルスに対する抗体を保有することなどを明らかにした。4)H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスはアイガモやガチョウの羽上皮細胞で増殖し、羽を介したウイルス伝播が起こることを示した。ニューカッスル病の国内発生例から分離したウイルスは、SPF鶏に対して強い病原性を示し分離株が強毒ウイルスであることを確認した。感染実験豚での豚テシオウイルスの体内動態と病変を実験的に調べたところ、ウイルス抗原および病変の分布は野外例と同様でその特徴を持って診断の指標になることが判明した。 |
| カテゴリ | 病害虫 馬 ガチョウ 鶏 肉牛 繁殖性改善 豚 防除 山羊 |