c.国際重要感染病の侵入防止と清浄化技術の開発

課題名 c.国際重要感染病の侵入防止と清浄化技術の開発
課題番号 200709586
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,動衛研,国際重要伝染病研究チーム
協力分担関係 富山化学工業株式会社・綜合研究所
JRA競走馬総合研究所栃木支所
英国パーブライト研究所・疫学研究部
日本大学
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)18年度に試験管内で口蹄疫ウイルスの増殖抑制効果が認められた合成阻害剤を皮下投与した豚で、口蹄疫ウイルス感染による症状を著しく軽減することに成功し、口蹄疫発生時の防疫に応用可能なウイルス阻害剤の基礎知見を得た。2)口蹄疫ウイルスの組換え非構造たんぱく質を抗原としたウエスタンブロッティング法により、口蹄疫ウイルス感染豚には特異抗体が検出されたが、同じ方法で口蹄疫ワクチン接種豚には抗体が検出されないことを明らかにし、従来困難とされてきた豚でも口蹄疫ウイルス感染豚とワクチン接種豚の識別が可能となった。3)口蹄疫ウイルスの国内分離株にはプラックサイズと抗原性の異なる2種類のウイルスが存在し、それらは遺伝子解析の結果ウイルスたんぱく質VP3の56番目とVP2の133番目のアミノ酸に相違があることを明らかにした。以上の知見は口蹄疫ウイルスの病原性と抗原性の解析ツールとして有用である。4)A型またはAsia 1型 口蹄疫ウイルスに対するモノクローナル抗体を作出し、これを用いたA型口蹄疫ウイルスの液相競合ELISAによる抗体測定法を開発した。本法により従来法に比べ抗体検出時間を1時間短縮できた。RT-PCRとELISAを組み合わせたPCR-ELOSA法による型別可能な水胞性口炎の遺伝子診断法を開発した。5)豚コレラと同属のペスチウイルスである牛ウイルス性下痢ウイルスの感染動物に抗体を誘導するE2たんぱく質遺伝子の解析を行い、E2ドメインII付近が豚コレラウイルスとの差違を特徴づける領域として重要なことを明らかにした。
カテゴリ 病害虫 豚 防除

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