b.持続的利用可能な高生産性土地基盤の整備技術の開発

課題名 b.持続的利用可能な高生産性土地基盤の整備技術の開発
課題番号 200709607
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,農村工学研究所
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)給水スタンドからスプリンクラーへと段階的に畑地かんがいの整備を進めている沖縄県宮古島では、ほ場の給水栓やスプリンクラーの整備割合が高くなるにつれて、従来のさとうきび栽培から野菜やマンゴーなどの商品性の高い作物栽培へ移行している実態が明らかになった。2)炭化物によるほ場の硝酸態窒素除去試験を行い、その効果を調べた。また、電磁波測定により土壌溶液の電気伝導度を推定するための校正式を得た。3)廃棄物最終処分場の高密度電気探査と3次元逆解析により降雨浸透による汚濁水の希釈現象を明らかにした。また、電磁波探査において電磁波伝播プロセスによる物性値評価の不確実性を低減するモデリング技術を開発した。4)畑地の土壌侵食量を予測するUSLE(土壌侵食予測式)について現地観測データによる校正を行い、岡山県全域の農地における土壌侵食量を推定した。また、利根川流域を対象とし、水田への水入れ時期の分類精度向上を図るとともに、衛星データと土地利用データを用いた土地利用変化の把握手法を開発した。5)農地から浸透した環境汚染物質が地盤を通過してため池に達するまでの過程を予測する手法を開発するため、拡散実験用水路による地盤の汚染物質拡散実験とその数値解析結果を比較し、高濃度部分が残留する特異な現象が予測可能であることを確認した。
カテゴリ さとうきび 水田 マンゴー

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