ウ 環境負荷低減に寄与する農業機械・装置等の開発

課題名 ウ 環境負荷低減に寄与する農業機械・装置等の開発
課題番号 200709620
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,基礎技術研究部
農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,生産システム研究部
農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,園芸工学研究部
農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,畜産工学研究部
農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,評価試験部
農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,特別研究チーム(ドリフト)
協力分担関係 (株)共立
(株)丸山製作所
ヤマホ工業(株)
井関農機(株)
小橋工業(株)
日本化薬(株)
有光工業(株)
松下環境空調エンジニアリング(株)
福岡県農業総合試験場
神奈川県農業技術センター
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)高精度畑用中耕除草機1号機は湿潤土壌時の作業性能が良好で、大豆の増収効果などがあることを確認した。また、各部調整の簡便化と土壌付着の低減等をねらった2号機を試作した。複合除草技術では、高精度水田用除草機と米ぬか散布と深水管理を組み合わせることで除草回数を減らせる可能性があることを確認した。害虫の行動特性を利用した防除装置では、試作超音波発振装置の発信音圧を上げることで、ヤガ類の果実への加害を抑制する防除効果を確認した。2)ドリフトおよび作業者への被曝を低減しつつ、効率的な散布作業が可能なトラクタ等に搭載する環境保全型汎用薬液散布装置を開発し、実用化の見通しを得た(21年度に市販予定)。本装置は、ドリフト低減型ノズル、作業速度に連動した散布量制御機能および散布履歴情報を自動的に記録する機能を有する。果樹用農薬飛散制御型防除機では、試作ノズルの基本性能を把握し、低風量での性能向上を目的に改良するとともに、噴霧方向等を適正制御する機能試験装置による試験結果を基に1号機を試作した。感水紙を用いたドリフトの目視評価指標を作成するとともに、付着液斑被覆面積率を能率的に測定する画像処理アルゴリズムを開発した。また、スピードスプレヤーのドリフト低減のために、園地端部では低風量で散布する必要性を確認した。臭気の効率的な脱臭が可能な中濃度臭気脱臭装置では、想定される設置温度条件下における脱臭材料の必要堆積高さや硝化速度、脱窒速度など脱臭装置設計のための基礎資料を得た。 また、強制通気型堆肥化処理システムの温室効果ガス排出係数の調査では、測定手法を開発し、密閉縦型堆肥化施設に適用して、ガス発生量が定量測定できることを確認した。排出ガス評価のためにエンジンの実働負荷を測定する自脱コンバインのエンジン出力軸トルク測定装置を試作し、走行試験を行い装置の改善点を把握するとともに、トラクタ用エンジン出力軸トルク測定装置の基本設計を行った。
カテゴリ 病害虫 害虫 画像処理 環境負荷低減 除草 除草機 水田 大豆 農薬 防除 水管理

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる