課題名 | 乳牛の生体情報活用による発情発見システムの開発 |
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研究機関名 |
北海道立根釧農業試験場 |
研究分担 |
乳牛繁殖科 酪農施設科 |
研究期間 | 継H14~16 |
年度 | 2003 |
摘要 | 万歩計を応用した発情の発見率が70~80%といわれ、発見率は比較的高いがデータの回収が搾乳時に限定されるため発情注意情報の発信確認が遅れ、結果的に授精適期を過ぎてしまうという問題がある。そこで、乳牛活動量の頻回計測により適期授精が可能となる発情検出を試みる。(1)乳牛行動の頻回収集による発情検出法:活動量変化の少ない牛についても、行動注意牛としてアラームを出すことが可能であった。(2)生殖器モニタリングによる発情鑑定技術:外陰部の充血と腫脹、外子宮口の弛緩から算出した生殖器スコア、頸官粘液のCDS及び電気伝導率は、発情日に増加して高値を示し、pH値は発情日に低下した。(3)収集データの解析と乳牛発情発見システムの開発:根釧農試及び酪農学園大学の搾乳ロボット牛舎に設置して、乳牛の活動量データの収集と発情検出を実施し、現在継続中である。 |
研究対象 | 乳用牛 |
戦略 | 畜産 |
専門 | 飼養管理 |
部門 | 牛 |
カテゴリ | 飼育技術 乳牛 モニタリング ロボット |