| 課題名 | 破砕処理とうもろこしの高度利用による高自給率乳生産システムの確立(300410)(1)飼料自給率向上のための飼料用とうもろこし高度利用技術の確立 |
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| 研究機関名 |
北海道立畜産試験場 |
| 研究分担 |
畜産工学部代謝生理科 環境草地部草地飼料科 技術普及部 |
| 研究期間 | H15~17 |
| 年度 | 2003 |
| 摘要 | 目的:とうもろこしサイレージ(CS)調製のために、とうもろこしの熟期に適した破砕処理条件を提示し、CSを高度に利用した乳生産システムの確立とコントラクターの活用推進を図る。方 法1)CS多量給与のための破砕処理条件の検討糊熟期とうもろこしの破砕処理条件の違いが、乳牛の養分利用性および乳生産に及ぼす影響を検討した。破砕処理条件は設定切断長19mm+ローラ幅5mm(LP)、同19mm+破砕なし(LU)、同9mm+破砕なし(SU)の3処理とした。 (1) 破砕処理条件が養分利用性に及ぼす影響供試家畜:ルーメンフィステルおよび十二指腸カニューレ装着乾乳牛3頭給与方法:混合給与(CS:大豆粕=83:17(乾物比))を1日1回飽食給与し、それぞれのCSを給与した区をLP区、LU区、SU区とした。(2)破砕処理条件が乳生産に及ぼす影響供試家畜:ホルスタイン種経産牛10頭試験期間:分娩日から分娩後6週目まで給与方法:1)-(1)と同様2)コントラクターを活用したCS調製および乳生産システムの現地実証鹿追町コントラクターを利用した酪農家7戸で、CSの破砕処理条件、品種、熟期、化学成分などを調査した。成績の概要:1)CSのデンプン含量はLUで高く、NDF含量はLPおよびSUで高かった。糊熟期では破砕処理または短く切断することにより、排汁が増加し、養分ロスが多くなることが示唆された。 (1)ルーメン内のNDF消化率はLU区で低い傾向にあったが、デンプン消化率は破砕処理条件に関わらず95%以上と高く、糊熟期では子実のルーメン内分解性が高いことが示された。 (2)乾物摂取量および乳量は区間に差がなかった。LP区ではルーメン液のプロピオン酸濃度および血中グルコース濃度が低く、血中遊離脂肪酸濃度が高かったことから、飼料からのエネルギーが不足し、体脂肪動員により泌乳を維持していたことが示唆された。SU区では乳脂率が低く、CSの物理的な効果が不足していたと考えられた。以上より、糊熟期のように登熟が進んでおらず、水分含量が高いとうもろこしでは破砕処理は必要なく、切断長は長くすることが適当と考えられた。 2)調査農家7戸のうち、設定切断長16mm+ローラ幅5mmの破砕処理条件で刈取りした農家は6戸だったが、熟期は糊熟中期から黄熟後期まで幅があった。 |
| 研究対象 | 乳用牛 |
| 戦略 | 畜産 |
| 専門 | 牛 |
| 部門 | 飼養管理 |
| カテゴリ | コントラクター 飼育技術 飼料用作物 大豆粕 とうもろこし 乳牛 品種 |