SPF豚農場の健康維持管理法2

課題名 SPF豚農場の健康維持管理法2
研究機関名 北海道立畜産試験場
研究分担 畜産工学部感染予防科
研究期間 H13~15
年度 2003
摘要 目的:SPF豚農場の清浄度を高水準に維持するために、農場への病原性微生物の侵入を的確 に防止あるいは早期発見する体制の確立・整備を行う。また、疾病の侵入が確認された 場合に、肉豚生産を中断することなく農場清浄度を回復する技術を開発する。方法:2)疾病浸潤時の清浄度回復手法の検討 清浄度および生産性の高い1SPF豚農場における子豚の突然死の原因を調査し、より 高い生産性をめざすための対策について検討する。突然死した子豚の糞便材料を採取し、ベロ毒素産生溶血性大腸菌の検出を行った。培養は5%牛血液加寒天培地を用いて行い、ベロ毒素産生性はPCR法を用いて調べた。また、薬剤感受性を1濃度ディスク法で調べた。成績の概要:2003年10~12月における調査では、ベロ毒素産生溶血性大腸菌は検出されなかったが、2004年1月の突然死子豚7頭のうち2頭、2~3月の7頭のうち1頭から同菌が検出された。これらの大腸菌に共通して感受性をもつ抗生物質はエンロフロキサシン、セファゾリンであった。この農場における子豚の突然死の原因のひとつとしてベロ毒素産生溶血性大腸菌感染症(浮腫病)が考えられた。この対策として、感受性を有する抗生物質が少ないこともあり、生菌剤(離乳~2か月齢)および酸化亜鉛(30~40日齢)の投与を行うこととした。今後、投与群と無投与群における突然死の発生割合を比較し、この予防法の有効性について検討する予定である。
研究対象
戦略 畜産
専門
部門 家畜衛生
カテゴリ 飼育技術 生菌剤 薬剤

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