1 水稲湛水直播栽培の収量向上と省力・低コスト技術の開発 (1) 省力・ 低コスト技術の開発と組立実証 (ii) 直播作業体系の改善 ア 耕起・整地技術

課題名 1 水稲湛水直播栽培の収量向上と省力・低コスト技術の開発 (1) 省力・ 低コスト技術の開発と組立実証 (ii) 直播作業体系の改善 ア 耕起・整地技術
研究機関名 青森県農林総合研究センター(黒石)
研究分担 水稲栽培部
研究期間 継H15~17
年度 2003
摘要  現在、直播栽培では移植栽培より高度な均平精度が必要とされている。このため、耕起・整地に関しては、作業時間の増加やレーザ均平機等の利用などにより移植栽培に比較して労働時間やコストが増加している現状にある。そのため作業の効率化やコスト低減を図るための機械導入基準の策定が必要である。  (ア) 作業の効率化 この課題は、レーザ均平等の作業特性を明らかにし、コスト低減を図る機械導入基準の策定のために必要なデータ得ることを目的としたものである。本年はレーザ均平機作業前の耕起作業を中心に試験を行った。 供試機は、レーザプラウSU社LCRPQY127、ロータリMA社SXL-2208H、チゼルプラウSU社SC7Aである。作業能率は、レーザプラウが0.56ha/時間、ロータリが0.36~0.38ha/時間、チゼルプラウが0.71ha/時間であった。チゼルプラウは、ロータリに比べ砕土性が劣ったが、約2倍の高能率作業となった。レーザレベラ作業のためには田面を乾燥させる必要があるため、ある程度大きな土塊が残るチゼルプラウが有利であると考えられた。各機の面積当たり機械利用経費は、トラクタの年間利用時間を200時間と仮定し、負担面積に近い面積まで利用した場合、レーザプラウが約3.4万円/ha、ロータリが約4.0万円/ha、チゼルプラウが約1.9万円/haと試算され、チゼルプラウによる耕起作業は、レーザプラウ及びロータリより低コストであった。(イ) 均平度基準の緩和 本課題は、ほ場均平度が水稲の生育や雑草管理に及ぼす影響等を播種後落水管理を行った条件で再整理を行うことにより、均平基準の緩和を行うことを目標としている。 本年は、播種後の作溝の有無、入水後初期(落水期間終了後7日間)の水深の違いについて検討した。 その結果、作溝が田面の低所の土壌表面排水を良好にすることを確認した。一方、入水後初期の深水管理が水温や除草剤の効果に与える影響は小さいと考えられた。但し、水稲の苗立ちや生育に与える影響については詳細な検討が必要と考えられた。
研究対象 水稲
戦略 土地利用型農業
専門 農業機械
部門 水稲
カテゴリ 病害虫 乾燥 コスト 雑草 直播栽培 収量向上 除草剤 水稲 低コスト 播種 水管理

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